イスラム教徒の従業員について詳しい唯一の社労士事務所です!
✱仕事中の礼拝を認めないといけないのか?
✱重要な宗教的行事に休ませないといけないのか?
✱結局、どう向き合えばいいのか?
弊所代表の中尾は、大学でイスラム教が中心の地域(中東)について学び、その後、イスラム教徒の方々と一緒に机を並べてアラビア語学校で勉強したり仕事をしていた経験を持っています。
その経験に基づき、イスラム教徒の方々とどうすればうまくやっていけるのかについてアドバイスさせていただきます。
最近、インドネシアを中心にイスラム教徒の多い国からの受入れが増えています。
一方、採用時には「仕事中に礼拝はしません」「ヒジャブは被りません」などというお話を聞いたうえで受け入れたものの、人数が増えてくると様々なリクエストが出てきて対応に悩んでいるという声も増えてきました。
あくまでも特殊な例ですが、「大事な宗教行事があるので仕事を休みたい。でも、有休も使いたくないし欠勤控除も嫌だ」という従業員がいたという例もあるそうです。
こうした、これまでの外国人受け入れでは聞いたことのないような、経験したことのないようなことが徐々に増えてきています。
そもそも大多数の日本人はイスラム教徒ではありませんので、イスラム教のことをわからなくて当たり前ですし、無理にわかろうとする必要もありません。イスラム教徒の側としてもそんなことまで日本人(イスラム教徒以外の人)に求めていません。
ついやってしまいがちなのは、「勉強しないといけない」と思い、目ぼしいイスラム教の解説本を読むことですが、それは不要です。本を読むくらいなら、目の前にいるイスラム教徒の従業員に教えてもらってください。それが一番確実です。
もちろん、可能な限りリクエストを実現することは大切ですが、注意が必要なのは、他の従業員(特に日本人)との扱いに差が出てくることです。
「そうは言っても彼ら・彼女らがいないと困る」という事情はありつつも、あくまでも「雇用契約」上の関係であることはどんな従業員でも同じです。
どの宗教であれ、宗教上の大切なことはあくまでも個人の話であり、それは個人で解決することが原則です。
一方で、それをどのように本人に説明し、納得してもらうのかについては宗教もそうですが国民性も考慮しながら考える必要もあります。
そうしたことを考えるにあたり、弊所がお役に立てる部分があると確信しています。
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