代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
外国人を雇用するところが年々増えています。
それに伴い、どうすれば外国人が自社で長く働いてくれるのか?というご相談も多くなってきました。
つい最近も、特定技能の社員が奈良県から埼玉県に転職のため移ると聞かされてショックを受けた受け入れ機関さんがありました。
もっとたくさんお金がもらえるからということだったようですが、お金のことを持ち出されると、どうしても地域差などがあり難しいですね。
一方で、お金よりも大切なこともあることは事実です。
それは、「孤立していない」ことと「地縁がある」ことです。
外国人にとっても日本人にとっても、周囲との関係はお金で解決できないことです。
特に、日本人であれば地縁は自然と存在していますが、外国人にはありません。
職場で孤立しないためには、本人が日本語の習得に努力することも大事ですが、やはり周囲のサポートも不可欠です。
技能実習では「優良な実習実施者」の基準にこうした日本語教育や日本人との交流の機会をもつことが加点項目になっています。配転は高くはないものの、人材の定着という面では非常に重要なものです。
実際にどうすればいいのかについては、本人と日頃よくコミュニケーションをとることがまずは大切です。
雑談でいいので、お互いの人となりをよく知るところからでOKです。
そのうえで、個人個人の要望や悩みを聞いて、効果的なやり方で対応していくことがいいでしょう。
行政による施策はどうしても最大公約数的な発想で企画しがちですし、中には子ども扱いではないかと言いたくなるようなものもあったりするので、注意が必要です。
神戸市では、長屋の2階に若い外国人に安い家賃で住んでもらい、1階に住むお年寄りや地域との交流を通じて地縁を醸成する取組があるそうです。
こうしたことも参考にしながら、地域や自社に合った取り組みをすることが効果的と思います。