作成日:2026/02/02
部下が言い訳しない指導の仕方
代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
部下をお持ちの方々、つい「なぜ〜しなかったのか?」「どうして〜するのか?」といった理由を問い詰めるような指導の仕方をしていないでしょうか?
上司や先輩も人間ですので、感情が先に来てしまい、ついつい詰問のような言い方になってしまうのもやむを得ないと思いますが、こうした「なぜ」や「どうして」という言い方をすると、相手も人間なので「だって」「そんなこと言われても」「そういうようなことは聞いてません」というふうに言い訳をしたくなる心理が働きます。
そうすると、上司や先輩も余計に感情が高ぶって、お互いに険悪な関係になったり、指導してもまた言い訳されるといったことになりがちです。
では、どうすれば効果的な指導になるのでしょうか。
先ずは言い方を変えましょう。
たとえば、もう少しで労災事故になりそうだったような状況を想定してみましょう。
事故になりそうだった要因は、部下が、あなたの指導を守らないやり方で作業をしていたことです。
言うことを聞かない相手が悪いという気持ちはいったんわきに置いたうえで、「けがが無くてよかった。さて、次からあなたはこの作業をどういう風に行いますか?」(必ずしもです・ます調でなくてもOK)というふうな聞き方をするのが方法です。「あなたはどうしますか?」ということなので、言い訳するような状況ではないですね。「うーん」と相手が言葉に詰まってもかまいません。自分事として考えさせることが重要なのです。よく、技能実習生などの外国人従業員が言い訳ばかりするとか、指導されているのにへらへらしているといった不満を聞くことがあります。外国人の場合は日本語の習得レベルのこともあるので、どう説明していいのかわからないので、指導する側からするとけしからんと思わざるを得ないような態度をとることはやむを得ないところもありますが、日本人であろうとそうでないとしても、心理は同じです。自分は悪くないと思いたいのは、みなさん同じです。だからこそ、悪者にするのではなく、あくまでも自分のためにどうすればいいかを考えさせるような言い方が大切なのです。どうしても感情が買ってしまいそうな場合は、胸に手を当ててみてください。不思議と、前に出ていた感情が掌でおさえられて、ふっと心が落ち着く感じが得られますよ。