代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
もう社労士試験に合格して8年になりますので、一発合格したことを自慢できるようなものではありませんが、たまには社労士を目指しておられる方々にちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
受験勉強する際には、テキストと過去問題集がメインの教材になると思います。
私としては、テキストはあくまでも辞書として使い、メインは過去問題集を使用するというスタンスが有効と思います。
受験勉強をしていて気づいたのですが、問題文というのはテキストに載っている文章そのものでもあります。
つまり、
問題集の問題を読むことと、テキストを読むことは同じなのです。
違いは、問題集には間違った文章が含まれますが、テキストはそうした文章は含まれないということです。
そうであれば、
問題集を解かずとも、ひたすら問題文と解答・解説を読んでいれば、おのずとテキストを読んでいること(間違いを正すこともすればそれ以上のことも)と同じなのです。
もちろん、テキストには図表やより詳細な解説がありますので有用ではありますが、試験本番に向き合うのはあくまでも問題文です。
試験は本番で合格すればいいので、とにかく本番と同じものと日々向き合うことが最も有効です。
私もはじめはそんなことに気づきませんでしたが、途中でそのことに気づいたので効率よく勉強できたのではないかと今振り返ると思います。
これはほかの試験でもいえることだと思いますので、私も今後何かを受験する際はこのことを思い出しながら勉強しようと思います。