【社労士ブログ】視点で際立つ
作成日:2025/11/24
外国人社員の日本語能力にお悩みの方へ
代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。技能実習生や特定技能、技人国の在留資格で働いている外国員社員に対してのお悩みのトップは「日本語でのコミュニケーション」だそうです。そのお悩みに対してのアドバイスの一つは「時間」と「時刻」の区別をつけてもらうことです。「時刻は」、今何時?ということですね。「時間は」、それってどれくらいかかるの?という長さのことです。先ずはその意味を区別できるように説明します。次に、皆さんの会社では時刻のことを「14時」というのは「午後2時」というのか、改めて振り返ってみてください。おそらく人によってばらつきがあると思います。日本人同士ならバラバラでも自分の中で勝手にまとめることができますが、外国人には混乱するものの一つです。時間に絡んで言うと、話をする中で時系列を順番に並べながら話す人と、時系列は特に意識せず前後させて話す人もいるでしょう。それも、外国人にはわかりにくいものですので、時系列は順番に並べながら話すようにするとわかりやすいです。初めは慣れないので大変ですが、文章を短く区切って、一つ一つ順に話していると、話す方も息継ぎが細かくできて話すのが楽ですし、言い直すことも少なくなるのでお互いにいいことだらけになります。こういうことが定着のため(その先の、知り合いや親せきへの自社の紹介まで繋がることも)には重要です。お金を掛けずにできますので、ぜひお試しください。