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【社労士ブログ】視点で際立つ
作成日:2025/07/21
なぜ、メンタル不調による休職者への対応がうまくいかないのか?

代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

顧問先様や行政機関での相談で、

変わらず多いご相談がメンタル不調による休職者への対応です。

うまくいかない・どうしたらいいかわからないということでご相談いただくことがほとんどですが、

その背景にあることの一つが、

対応する担当者を「責任ベース」で決めていることです。

たとえば、

A課長の部下Bがメンタル不調による休職者となってしまったとします。

そうすると、会社からは「A課長の部下なんだからA課長が対応しなさい」ということになりがちです。

一見すると常識的な話のように見えますが、
・A課長が対応者として適任なのか?
・部下Bがメンタル不調になってしまったのはA課長にも何らかの原因があったのではないか?

という視点が欠けており、そのことがのちのちさらなるトラブルに発展する可能性が考慮されていません。

また、このケースにおいてその会社に人事部があったすると「人事なんだから対応しなさい」ということになるでしょう。

その場合でも
・人事部の者がその対応者として適任なのか?
・他の業務に支障をきたさないのか?

という視点が欠けており、A課長の場合と同様にトラブルを招く可能性があります。

つまり、

メンタル不調による休職者への対応においてまず肝心なのは、

対応者の選択において「責任ベース」ではなく「適任ベース」で検討することです。

メンタル不調になると言動が不安定になりコミュニケーションが難しくなります。

そうすると対応者がそれに影響されて冷静・適切な状況把握や判断も難しくなります。

そうした場合でも影響をあまり受けずに対応できる方もいます。

その方は組織の上では管理職でもなければ人事でもない場合もあります。

「適任ベース」が考えることができれば、組織上のことにとらわれずに対応者を決めることができます。

その適任者を決める際に参考となるのが、弊所で提供する「組織力診断」です。

個性を分析することで、

何が得意で何が苦手なのか、どんなコミュニケーションをすることで能力を発揮しやすくなるのか等、一人一人がどんな仕事や部署に適任なのかがわかります。

これが他にはない弊所のアドバイスの強みです。

お困りの際はぜひご相談ください。