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【社労士ブログ】視点で際立つ
作成日:2025/07/14
採用ミスマッチを回避するコツとは?
代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

朝刊を読んでいたら、

『スキルで雇うな、態度で雇え』(サウスウエスト航空共同創業者 ハーバート・ケレハー)

という言葉を目にしました。

その記事によれば、

「態度」とはモチベーション、コミュニケーション、協調性などを指すそうです。

確かに、

スキルは結局のところ仕事を通じて身につけるものなので後から何とでもなる部分がありますが、

態度つまりその人がいつどこにいようとももっている素質・資質・クセのようなものは後で何とでもなるわけではありませんね。

私の経験上も、

スキル不足より態度の部分で問題社員となるケースの方がはるかに多いと思います。

そもそも、

事業主の皆様が採用面接で何を見ているのかを言語化してみると、

@職務との適合性(スキル、経験など)
A組織との適合性(社風、事業主様や既存社員との相性など)
B面接の場面で感じられる印象と採用決定者の価値観との適合性(要は印象や雰囲気の良しあし)

これら3つの観点で採否を決定されていると思います。

どれにどれくらい比重を置くかは都度都度違うでしょう。

「とにかく人が足りないし教育もできないから即戦力をすぐに欲しい」という場合は@に重きが置かれるでしょう。

「急ぎではないが、定年退職などで退職者が出ることが予定されているので今のうちに採用しておきたい」場合や新卒者の場合はAやBに比重がおかれるでしょう。

いづれの場合であっても、

@ABすべてが素晴らしいという候補者はまずいませんので、

どこかで妥協したり期待を先行させて採用を決定するとも現実に多いと思います。

期待を先行させるのは後で裏切られることの方が多いのでこれはしないほうがいいですが、

妥協はどんな候補者に対しても避けられません。

このときに、

@は妥協してもA(場合によりBも)は妥協しないということが、

冒頭にあげた『スキルで雇うな、態度で雇え』という言葉が伝えたいことだと思います。

ところで、

AやBは@と違って資格や数値で測れない部分があるので見極めるのが難しいところがあります。

そこで一般的には「適性検査」などのツールが使われます。

民間企業が提供する有料のツールがメインだと思いますが、

実は国が無料で提供しているツールもあります。

文末にリンクを貼り付けます。

また弊所は「組織力診断」も提案させていただいています。
無料でお試しいただけますのでお気軽にお問い合わせください。

厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag
職業適性テスト(Gテスト)
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/GTest/Introduction/Part1