トップ
お問合せ
料金表(月5千円〜)
外国人の雇用でお悩みの方
休職者への対応にお悩みの方
採用ミスマッチにお悩みの方
賃上げでお悩みの方
運送・物流業の方
【社労士ブログ】視点で際立つ
作成日:2025/05/19
やってはいけない!メンタル不調による休職者へのコミュニケーションの取り方

代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

メンタル不調による休職者が発生して、

対応するご担当者様や事業主様が混乱させられる原因の一つが、

「言動がコロコロ変わる」という点です。

メンタル不調に限らず、

うつや適応障害の診断が出ていない社員であっても、

その時の精神状態や過去の出来事の影響などにより、

自分の言動がコロコロ変わっているという自覚が無いというケースはあります。

そういう時には、

「前は〜って言ってたよね?なぜ今回は・・・なの?」というふうに、

言動の背景にあるものを深堀したくなります。

問い詰めたいわけではなく、

わからないのが気持ち悪いので理解したいというだけなのですが、

「なぜ?」と聞かれると、

聞かれた方は自分を正当化したくなるものですし、

言動を変えることで相手を試すという、

所謂「試し行動」が癖になっている場合もあります。

したがって、

「なぜ前と今は違うの?」と聞いても不毛なコミュニケーションに終始してしまい、


その社員との関係が悪くなるという結果を招くことも多いです。

精神疾患の診断が下りている場合は言動の背景には疾患や障害があること、

診断が下りていない場合は何らかのことが影響しているとまずは認識することが重要です。

休職者対応の方法論は確立していても、

その前提となるコミュニケーションの取り方がうまくいかないので、

思うように対応できなくなり、

ついには紛争にまで発展してしまうという不幸な事例を数多く見てきました。

弊所の休職者対応支援は、

コミュニケーションの取り方についてもノウハウがあります。

まずはご相談ください。