作成日:2025/03/10
パワハラ防止のために有効な採用面接時の質問。
代表の中尾です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
パワハラ加害者になる可能性が高い人の特徴の一つは、
「理詰め」なタイプです。
こうしたタイプの方は、
部下や後輩を指導する際についつい熱が入ってしまったりそれが良い方法という考えから、
長時間にわたって微に入り細に入り話し込む指導をしてしまいがちです。
しかし、採用面接で「あなたは理詰めなほうですか?」と聞いても本当の答えは返ってこないでしょうし、
適性検査で判別できるものでもありません。
そこで、
あるシチュエーションを設定して、
その状況であなたはどのように対応しますか?
という質問をすることで、
その人の思考や行動の「クセ」が見えることがあります。
例としては、
●飲食店で注文と違ったものが出てきた場合
●お客様からの厳しい要求があった場合
●部下や後輩が言うとおり動してくれない時の対処方法
上記以外にも社内で過去にあった出来事をベースにいろいろと考えることができるでしょう。
よく「何か良い適性検査が無いか?」と検討されるケースが多いですが、
適性検査は一般的な能力に対しての適性を測るものです。
もちろんそれは大事ですが、
もっとも大事なのは、
会社それぞれの価値観や社風に合った問題解決方法をとってくれそうかどうかだと思います。
採用面接では「優秀な人」を選ぶよりも「自社に合う」人を選ぶことのほうが、長期間での活躍に繋がります。
そのために必要な「良い質問」についても弊所は提案させていただいています。
ぜひお気軽にご相談いただければと思います。