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【ブログ】視点で際立つ
作成日:2024/09/17
陰謀論と問題社員との共通点

世間では、真偽不明な言説が数えきれないほど展開されています。

そんな、いわゆる「陰謀説」のような言説は、今に始まったことではなく昔から人間社会では展開されてきました。

筆者は普段、そうした言説には触れることのないようにしているのですが、そうした言説が多くの人の心に刺さっていることは、事実として認めなくてはならないとも思います。

では、なぜそうした言説が人の心に刺さるのでしょうか。

先ず、陰謀論とされる言説には以下の3つの構造があると思います。

@小さな事実を針小棒大に言うこと
A関係のない事実と事実を繋げること
B被害者意識がベースにあること

特にBがあることによって、人の心に刺さるのだと思います。共感できなければ人はその言説には関心がわかないからです。

この被害者意識は、人間だれしもが多かれ少なかれもっているものです。

生きていると、つらい目や悲しい出来事、理不尽な言動にさらされますので、どんな人でも、被害者としての意識を自覚しているかどうかにかかわずもっているでしょう。

さて、ここでタイトルにあるように、こうした陰謀論のような言説の構造をみていると、いわゆる「問題社員」といわれる人たちの特徴と一致していると気づきます。


・パワハラとは到底言えないのにパワハラだと主張する
・反省して改善しようとしない
・協力しない、権利だけに関心がある
などなど・・

もちろん、そうした「問題のある言動」の背景にあるものには一定程度耳を傾け、知ろうとする努力は使用者側にも必要と思いますが、組織には組織としての目的があるので、個人の言うことばかり聞いてはいられません。

既存社員には、昨今話題の「解雇規制」があるのでなかなか対応が困難なところがありますが、少なくとも、これから採用しようとする人については上記の3つの点に着目しながら採用の適否を判断することで、組織の目的の追求にできるだけ支障のないようなメンバーをそろえていくことが重要ではないかと思います。

弊所は、人材の採用・定着についてのアドバイスもさせていただいています。
特に「組織力診断」を用いた個性の把握は、多様性を増す社会においてはますます必要不可欠になっているものです。

初回の無料診断もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。