今月から自動車運送業にもいわゆる労働時間の上限規制が適用されています。
コロナ禍で政策や対策が停滞していましたが、その後の動きは迅速でした。
その理由は、「課題の設定が既にされていた」からだと考えます。
そもそも、ドライバーの長時間労働や低賃金は昔からあり、その原因も昔から変わらずありました。
それが多重下請けなどの「業界構造」です。
意地悪な言い方をすれば、今回矢継ぎ早に政策や対策が展開されたのは「やるべきことをやってなかっただけ」だったことが露呈されたのだと考えます。
今後は、まだ課題設定されていないことへの政策や課題への対応を求められていくでしょう。
特に、特定技能外国人を受け入れる場合の課題は全く新しい課題となります。
物の流れを停滞させないために、私どもも、精一杯支援させて頂きます。
物流「2024年問題」はまだ序の口。トラック業界の試練はこれからだ(現代ビジネス)