改革!改革!!改革!!!
毎日、改革しようという記事がメディアにあふれていますね。
その割に、改革が進んだなぁと実感するときはどれだけあるでしょうか。
私どもは、お客様に「いきなり改革しないでください」とアドバイスしています。
なぜなら、
・改革って大変そう・・
・改革って仕事が増えそうで嫌だな・・
・改革が失敗したらどうしよう・・
といった、心理的なハードルが一気に高まる言葉だからです。
ではどうするか?
ここは、我が国の優秀な(?)行政官庁の真似をしてみましょう。
どういうことか?
「実証実験」という言葉を時々目にしませんか?
そうです。
「なにはともあれ、先ずは実験しよう!」
この精神と言うか、「軽いノリ」のようなことが、実は大きな改革に結びつくのです。
社長や部課長が、いきなりこぶしを振り上げて改革を叫ぶより、実験の方が社員の受け止め方はぐっとやわらぎます。
・実験なら失敗しても仕方ないよね!
・実験ならやり直しも聞くよね!
・実験なら楽しそう!
こういうふうに思ってもらいやすくなります。
もちろん、いつまでも実験だけではいけませんが、
・責任を取りたくない。
・失敗が怖い。
・仕事が増えるのは嫌だ。
そうした、誰もが持つネガティブな感情を、逆に利用するような工夫をするだけで、日ごろの風景が全く違うものになるような、わくわくする未来が来ます。
どうせやるなら、わくわくするような会社、仕事にしたいですね。