ベトナム、インドからの技能実習生さんたちに向けて、日本で働くにあたり必要な法知識を講義させて頂きました。
1日8時間講義するのは、講師である私としてかなり体力・気力の要るお仕事ですが、実習生さんたちも、入国後は朝から晩までずっと勉強漬けの日々を送られているところ、おそらく最も難しい勉強をする1日であることを思うと、頑張らねばと身が引き締まります。
終了後は、「こうすればもっとわかりやすかったかな」と毎回反省ばかりで申し訳ない気持ちになりますが、後日、依頼主の方から実習生さんたちの「難しかったけど、おもしろかった」などの感想を共有頂き、とても嬉しくなりました。
また、講義開始が朝早いので私も前日から宿舎入りするのですが、そのときは実習生さんたちとおしゃべりしたり、作ったご飯をおすそ分けしてもらったりと、交流することも楽しいです。
実習生さんたちは入国後はお金を節約しながら生活し、実習が開始されれば仕事も言葉も覚えつつ検定に合格し、技能と、できるだけたくさんのお金も得られるよう頑張らなければなりません。
私は1日限りの先生ですが、「あぁ、そんなこと言ってたっけ」と、学んだ知識だけは思い出していただけるよう、今後もよりよい講義ができるようにしていきたいと、講義のたび決意を新たにします。
先ずは3年、体に気を付けて頑張ってください!